平成21年看護師免許取得後急性期病院での勤務を経て、平成29年訪問看護ステーションNormallyを設立いたしました。
看護学生時代に父を亡くした際入院中の父が病院の看護師さんから良くしてもらっていた話を母から聴いて救われたことがありました。
それ以来患者さんだけでなく家族も安心させられるような看護師になりたいと思い働いてまいりました。
しかし病院勤務はとても慌ただしく、1人1人の患者さん、またはそのご家族とゆっくりと向き合うことが困難な現状がありました。
病棟では役職をいただき、臨床指導者として看護学生の指導にも携わらせていただきました。
そのような経験の中で患者さん、またはその家族と継続的に向き合うことができる訪問看護にいつからか憧れを抱くようになっていました。
平成27年11月弟が突然重度の障害を抱えることになり、今までの生活が一変しました。
病院から自宅に帰してあげたいと考えましたが、簡単なことではありませんでした。
「今までの生活を取り戻したい」「ふつうの生活がしたい」そんな風に考えてしまう場面が多くありました。
そのような経験から同じように困っている方、自宅で安心して在宅療養生活を過ごしたいと考えている方々のお力になりたいと考え、訪問看護について学び、Normallyを設立させていただきました。
当社の合言葉は「ともに生きる」在宅療養生活を利用者、またはそのご家族と共に考え、共に悩み、共に生きていきたいと考えております。